中津川病院
一般財団法人岩手済生医会
中津川病院
  • 〒020-0003
  • 岩手県盛岡市下米内
  • 二丁目4番12号
  • Tel: 019-662-3252
  • Fax: 019-661-8414

認知症診療

中津川病院では病院長が認知症サポート医として、またすべての常勤医が盛岡市のもの忘れ相談医研修を受講して、認知症患者さんの診療に重点を置いております。もの忘れが気になる方から、認知症の診断で他院通院治療中に肺炎などを発症し入院治療が必要と判断された方まで、認知症ケアの講習を受けたスタッフがチーム医療で対応いたします。
内科的な対応では治療が困難と判断される場合や、認知症に似た症状を呈するような精神疾患が疑われる場合には、当院と同法人の三田記念病院精神科に紹介し、連携して対応させていただくことも可能です。

身体拘束について

身体拘束とは、患者さんがベッドや車いすからの転倒・転落を防止する目的に、また経鼻胃管(鼻から胃まで通して留置する、栄養剤を胃内に注入するための管)や点滴の自己抜管防止目的に四肢や体幹を外傷の生じない範囲内で四肢体幹の運動を専用の用具によって管類に届かないように制限する行為です。
平成24年から平成27年まで、当院ではあらゆる身体拘束を撤廃し、「抑制ゼロ宣言」をしておりました。しかしながら、静脈点滴のためのナイロン製留置針や経鼻胃管の自己抜去の結果、管の再留置やX線写真撮影が頻回になることで患者さんの苦痛や放射線被ばくが増すという弊害が生じておりました。患者様の人権や苦痛への配慮等について多職種により慎重に検討を重ね、管類の自己抜去が複数回になった患者様や人工呼吸器装着などの自己抜管が生命に直結する患者様につきましては、患者様ご家族様にご説明し同意を得ました上で、ミトン(手袋のような装具)などを用いて必要最小限の行うことはやむを得ないという結論に達しました。
当院の以前の「抑制ゼロ宣言」という取り組みが当時の医療系雑誌で取り上げられたり、Web上の情報として残っていたりということから、抑制ゼロを希望され当院を受診される患者様ご家族様にはたいへん申し訳ありませんが、上記の事情を鑑みご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
なお、「抑制ゼロ宣言」は撤回いたしましたが、これまでの経験をもとに身体拘束を必要最小限にする取り組みは今後も継続し、抑制の必要性について常に直し、抑制が不必要と判断された患者様は速やかに抑制を解除いたします。

認知症対応型グループホームへの訪問診療

当院では認知症対応型グループホームへの訪問診療を行っております。訪問診療をご希望のご家族様は当院地域医療連携室までお気軽にお問い合わせください。

NPO法人もりおか認知症サポーターズもりもり会

NPO法人もりおか認知症サポーターズもりもり会は当院職員有志により運営されております。
認知症講演会、認知症劇による啓発活動や認知症の人や家族とのレクリエーション等、いろいろな活動を通じて認知症になっても安心して暮らす地域づくりを目指しています。