診療案内
診療科目
- 内科
- 循環器内科
- 呼吸器内科
- リハビリテーション科
外来診療
- 診療
- 毎週月曜日~金曜日
- 受付
- 午前/9時~午前11時30分
午後/予約制 - 休診日
- 土曜日・日曜日・祝祭日
年末年始(12月29日〜1月3日)
開設記念日(6月18日)
入院案内
一般病床(19床)
当院および他の医療機関等に慢性疾患で通院中に病状が悪化し、入院が必要と判断された患者様の治療を行います。 患者様の病状にあわせ、多職種によるチーム医療で診療を行っております。
医療法により定められる看護職員の人員配置(看護基準)は10対1です。
地域包括ケア病床(32床)
急性期後の受入をはじめとする地域包括ケアシステムを支える病床です。
当院および他の急性期病院での入院治療により病状が安定したのちに入床し、リハビリテーションや介護サービスとの連携などによって、自宅あるいは施設への退院を支援いたします。
入院手続き
入院手続きは、ご本人または代理人(ご家族)にお願いしております。
盛岡市の高度急性期病院である岩手県立中央病院・岩手医科大学附属病院のほか、盛岡市内外の病院や岩手県外の病院からも広く転入院を受け入れ、在宅診療につなげております。また、ご自宅からはもちろんのこと、各種老人ホームやグループホーム、老人保健施設といった高齢者施設からの入院にも積極的に対応しております。
お問い合わせ
当院地域医療連携室 TEL: 019-662-3510(直通)
在宅診療
中津川病院では、訪問診療・訪問看護・訪問リハビリテーションを行っております。住み慣れた地域で安心して療養生活を送れるよう、入院から在宅まで切れ目なくサポートいたします。
訪問診療
月2回程度、当院担当医師がご自宅、あるいは施設に伺い、診察、投薬を行います。24時間365日体制で医師および看護師が待機し、緊急時には往診や訪問看護を行い、必要に応じてすぐに入院できるシステムをつくっており、平成31年3月1日現在で150名以上の在宅療養生活を支えています。
訪問診療をご希望の際は担当するケアマネージャーにご相談いただくか、当院の地域医療連携室までご連絡下さい。一度当院を受診していただき方針を確認いたしますが、受診が困難な場合は初回から往診対応もいたします。料金などの詳細は初回受診の際にご説明いたします。
「地域に根ざした優しい医療の提供」という病院理念に基づき、盛岡市の北部(玉山区を除く)に重点をおき訪問診療を行っております。しかしながら、対象地域にお住まいの方および地域施設に入所療養中の方のみならず、訪問診療を希望されるすべての患者さんに柔軟に対応し、必要に応じて連携する在宅医療機関にご紹介させていただきますので、まずはお気軽にご相談にください。
訪問リハビリテーション
在宅で生活をされ、病気やけが、疼痛などで身体が不自由になられた方を対象に、リハビリスタッフ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が直接ご自宅に訪問し、機能訓練や動作訓練などを行います。
また、住宅環境の整備、福祉用具の検討、心理的援助など、ご自宅で安心して生活できるように、かかりつけ医や担当ケアマネージャーと連携を取りながらサポートさせて頂きます。
訪問看護
平成29年11月1日より訪問看護ステーションとして独立、病院に付属する外部部門となりました。訪問看護ステーションなかつがわをご参照ください。
訪問看護ステーションなかつがわ
http://www.iwate-nakatugawa-hp.jp/houkan/index.html居宅介護支援事業所
中津川病院の訪問診療・訪問看護ステーションなかつがわの訪問看護エリアを特に重点とし、医療と介護の一体的な提供を目指します。居宅介護支援事業所なかつがわをご参照ください。
居宅介護支援事業所なかつがわ
http://www.iwate-nakatugawa-hp.jp/kyotaku.html在宅看取り
中津川病院では、厚生労働省の策定した「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」に即して行われた「人生の最終段階における医療体制整備事業」に基づく研修会を、院長を含めた病院職員および訪問看護ステーションなかつがわ所属の看護師が複数名で受講し、院内にアドバンス・ケア・プランニング(ACP)運用委員会を設置し、人生の最終段階における医療について積極的に考え取り組んでいます。
「最期は自宅で」という患者さん、ご家族さんの思いに寄り添った在宅医療の提供を心がけます。
認知症診療
中津川病院では病院長が認知症サポート医として、またすべての常勤医が盛岡市のもの忘れ相談医研修を受講して、認知症患者さんの診療に重点を置いております。もの忘れが気になる方から、認知症の診断で他院通院治療中に肺炎などを発症し入院治療が必要と判断された方まで、認知症ケアの講習を受けたスタッフがチーム医療で対応いたします。
内科的な対応では治療が困難と判断される場合や、認知症に似た症状を呈するような精神疾患が疑われる場合には、当院と同法人の三田記念病院精神科に紹介し、連携して対応させていただくことも可能です。
身体拘束について
身体拘束とは、患者さんがベッドや車いすからの転倒・転落を防止する目的に、また経鼻胃管(鼻から胃まで通して留置する、栄養剤を胃内に注入するための管)や点滴の自己抜管防止目的に、四肢や体幹を外傷の生じない範囲内で四肢体幹の運動を専用の用具によって管類に届かないように制限する行為です。
平成24年から平成27年まで、当院ではあらゆる身体拘束を撤廃し、「抑制ゼロ宣言」をしておりました。しかしながら、静脈点滴のためのナイロン製留置針や経鼻胃管の自己抜去の結果、管の再留置やX線写真撮影が頻回になることで患者さんの苦痛や放射線被ばくが増すという弊害が生じておりました。患者さんの人権や苦痛への配慮等について多職種により慎重に検討を重ね、管類の自己抜去が複数回になった患者さんや人工呼吸器装着などの自己抜管が生命に直結する患者さんにつきましては、患者さんご家族にご説明し同意を得ました上で、ミトン(手袋のような装具)などを用いて必要最小限の行うことはやむを得ないという結論に達しました。
当院の以前の「抑制ゼロ宣言」という取り組みが当時の医療系雑誌で取り上げられたり、Web上の情報として残っていたりということから、抑制ゼロを希望され当院を受診される患者さんおよびご家族にはたいへん申し訳ありませんが、上記の事情を鑑み、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
なお、「抑制ゼロ宣言」は撤回いたしましたが、これまでの経験をもとに身体拘束を必要最小限にする取り組みは今後も継続し、抑制の必要性について常に見直し、抑制が不必要と判断された患者さんは速やかに抑制を解除いたします。
認知症対応型グループホームへの訪問診療
当院では認知症対応型グループホームへの訪問診療を行なっております。訪問診療をご希望のご家族様は当院地域医療連携室までお気軽にお問い合わせください。